先日8月28日に、第10回オンライン英語劇公演
「CAPTAIN BLOOD!: His Odyssey」を
YouTubeで上演しました。
ご覧頂いた皆様、応援いただいた皆様、
本当にありがとうございました!
コロナが始まってから、
試行錯誤で続けてきたオンライン公演。
日本語字幕あり、途中休憩ありで、
今回もう10回目!
私自身が、幼少期よりイギリスを初めとした
ヨーロッパ児童文学を好んで読んできたので
ついついイギリス文学に
偏りがちな公演ですが。。。。。
今回は、海賊、がテーマなだけあって
剣を交えたバトルあり、海戦ありと、
アクション要素も多めの作品でした。
ご覧頂いた皆様、いかがでしたでしょうか。
初めて観ていただいた方にも
(日本であまりメジャーでない作品でも)
原作の良さを知ってもらう
これは私の個人的な目標の一つです。
今回の作品は、清教徒革命と名誉革命の間に
実際に起こった出来事を絡めながら書いてある
フィクションとなっています。
2大政党トーリー党、ウィッグ党の起こりがあったり
現在も政治的効力を持つという
権利の章典が発布されたりと
イギリスの歴史上、法律や政治において
近代のベースを成した時代と言っても
過言ではないこの頃は
王が変わるたびに、法律が変わり
昨日の善人が今日の犯罪者となるような時代でした。
当作品の主人公、ピーター・ブラッドは医師でしたが
医師として王に対する反乱軍の一員として闘っていた
とある公爵を助けたばっかりに、
王への反逆罪となり
カリブの島、ジャマイカのプランテーションへ
奴隷として流刑されることになります。
人を家畜や物のように扱う
奴隷生活に嫌気が差したブラッドは
友人ピットと流刑者仲間とともに、
逃亡計画を立てるのですが……。
と、少し歴史的に
ややこしい背景も含みますが
元々、冒険小説なので、
気軽に楽しんで頂ける作品です。
アーカイブは9/25(日)まで、
アーカイブ用のチケットもまだ販売中です。
どうぞ、ご覧頂けますと幸いです。