英語劇団AlphaBet City!第11回オンライン公演
”THE MAN WHO WAS THURSDAY!(木曜日の男)”
※日本語字幕上演
★日時★
2023/4/30(日) 10:15-
※途中休憩あり
※アーカイブ配信は 2023/5/28(日)23:59まで。
★料金★
1世帯につき
前売チケット 1,100円
一般チケット 1,200円
後売チケット 1,200円
【詳細はこちら】
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02dnsdwu12w21.html
さて、2023年最初の英語劇団AlphaBet City!のオンライン公演は
イギリス文学(また!)より、『木曜日の男』です。
BBCドラマでも人気のシリーズ『ブラウン神父』の原作者
G.K.チェスタートンの作品です。
とある男が、ひょんなことから
法律、国家、ありとあらゆる『世の縛り』に対抗する
『無政府主義者(アナーキスト)』を名乗る男に出会います。
そして、『無政府主義者(アナーキスト)』の地下組織的な秘密結社の存在と
世界を覆す爆破テロを起こそうとしている計画を知り
それを暴こうとしていくお話です。
この『無政府主義者(アナーキスト)』集団には
最高評議会幹部というものが設置されており
メンバーは全部で7人。
それぞれが『曜日』のコードネームを名乗っています。
完全無欠な女秘書であり、評議会長官も務める、月曜日(Monday)
ポーランド訛りのきつい、毛むくじゃらの謎の男、火曜日(Tuesday)
ナイフと流血を愛してやまないフランス侯爵、水曜日(Wednesday)
ドイツの名高い虚無主義(ニヒリズム)の教授、金曜日(Friday)
ほとんど死んでいるようにしか見えない医者、土曜日(Saturday)
そして、それをまとめる最高指導者(リーダー)の日曜日(Sunday)
です。
何とも、クセの強そうなメンツばかり……。
『ほとんど死んでいるようにしか見えない』って……。
等のツッコミを、入れたくなりますね。
と、ここでお気付きかもしれませんが
木曜日(Thursday)は前任者が亡くなってしまい
現在後任者を選出中で……。
はい、すみませんが、続きはどうぞ、本編にてご覧下さい!
実は、この作品を初めて読んだのは10代の頃でしたが
改めて脚本のために読み直すと
想像力をかき立てる深さと面白さがあるなぁと
読み応えが半端なかったです。
(賛否両論、分かれる作品とは思います。)
エンターテイメント作品として楽しむもよし!
推理ものとして、楽しむもよし!
言葉遊びや哲学を、楽しむもよし!
イギリスの街並みの描写もとても詩的で
まるで本場に行ったような気分にさせてくれます。
と、原作のお勧めをしておきながら
申し訳ないのですが
当作品、公演を観て頂くまでは
前情報を一切調べないことを強くお勧めします。
ぜひ、皆さんの『推理力』と『想像力』を
思いっきり使いこなして、ご覧いただけると嬉しいです。